理由として、門前薬局は薬を渡すだけ。一方、郊外の面薬局は、相談にのっていただけて、安心であるためと述べていました。
なお、私の両親も同じく、門前薬局を利用していなかったです。なぜなら、かかりつけ薬局は、副作用確認、病気の予防や相談を実施してくれるためであるからです。
私は、尊敬する門前薬局の薬剤師の友人も多く、上記の件について、議論しました。
その結果、厚労省が示した「健康情報拠点薬局のあり方」について、変革への期待と不安が聞け、「真の患者さん中心とした薬局」とは…友人たちも悩んでいる印象でした。

2015/9/24
健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会
また、多くの薬剤師関連の学会に関与する某教授と議論した時、門前薬局から主治医へ新たな治療薬追加や減少など提案の難しさが話題となりました。
某教授との話で、明らかになった問題点は3つ
まず、医療機関と門前薬局との利益関係の難しさ。門前薬局は、依存度が高いため、処方箋を出す方と受ける方で、対等関係を保ち辛い。よって、処方提案が難しい現状です。
次に、コミュニケーション能力。これは、主治医とFACE to FACEで議論できない難しさ。
門前薬局について、医師と議論するとよく出る意見でもあります。医師側からすると、提案した薬剤師が信頼できうる能力(新人なのかベテラン)があるのか、判断が難しい問題のようです。
そして、門前薬局が安全に寄与した論文などが少ない事。時代は安全を求めています。安全に寄与したメリットを示す事は、大きなインパクトです。副作用の早期発見に寄与した報告などを増やしていかないと、せっかくの仕事が評価難しいです。
以上、門前薬局を利用しない身近な方々が多く、驚きで私論を述べさせていただきました。

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