さまよう薬剤師のブログ

学位を持っても、センスのない、感染制御専門薬剤師のブログ.  I have Ph.D. but less sense ID pharmacist.

日本感染症学会西日本、中日本、化学療法西日本

10/15-17 仕事休めず参加できず…
アブストからASP発表まとめです。

189
市中病院
P: MRSA薬、カルバペネム(2週以上)、ニューキノロン使用した患者
E: 主治医に抗菌薬適正使用を促した1年
C: 導入前の1年
O: メロペネム2週以上使用患者数の有意な低下
TDM実施率増加

介入前と比較検討したのはいいですね。
しかし、真のoutcome (死亡率など) を出して欲しいと思います。TDM実施率は、多くの病院でほぼ全例に実施してますし。2週間以上必要な患者さんもいるので、患者背景も確認したいですね。

192 
大学病院
P: ?
E: AST が デエスカレーション提案した9ヶ月
C : -
O : デエスカレーションの受け入れ率 86.5% ( 74例中64例)

こちらも、死亡率や耐性率の結果が欲しいですね。また、デエスカレーション率高くて素晴らしいのですが、比較対象が欲しいです。

197
市中急性期病院
P : -
E : 血培ラウンド、抗菌薬ラウンド、コンサルテーション、グラム染色カンファ、TDMの耐性強化、診療科カンファ参加
4年間
C : -
O : 血液培養 陽性患者の死亡率→19→13→9.3

死亡率確認には、重症度比較も必須なので、患者背景を確認したいですね。

294
大学病院
P : T/P投与患者
E: 薬剤師による介入とフィードバック 3ヶ月
C: 介入前 3ヶ月
O: AUD 8.1 vs 5.8 p=0.078
DOT 7.5 vs 6.5 p=0.356
1ヶ月薬価1,216,667 vs 858,542 p=0.142
投与期間 p=0.206

とても良い発表なので、詰めを頑張って欲しいですね。統計的に有意でないとは、必要ないと結論付ける事も可能です。
こちらも死亡率を確認したいです。
観察期間短いです。サンプルサイズの根拠も必要です。また、介入期間 8-12月を除外した理由も…