さまよう薬剤師のブログ

学位を持っても、センスのない、感染制御専門薬剤師のブログ.  I have Ph.D. but less sense ID pharmacist. Another face is an investor.

化学療法学会総会を振り返る ASP

ASPを中心としたシンポジウムも多く

新たな方向性を感じました。
 
しかし、内容の中心は、ASPシステム
患者さんを捉えた未来は、まだまだ薄い印象もありました。
 
先日、とある海外の総合論文雑誌からASP関連の査読依頼を頂きました。
 
改めて、outcome設定の難しさを感じました。
ASP研究のデザインは、前後比較が王道であり、他の比較が難しい現状があります。
 
よって、時代の流れ (新たな医療機器の導入、耐性率の自然な変動、治療ガイドラインの変更など) なのか? ASPの効果なのか?の判断が非常に難しいです。
 
例えば、日本であれば、近年のDPCの影響で入院日数は減少してます。
ASPの影響よりDPCの影響が強く思われます。
 
 
また、Cochrane Database of Systematic Reviews  から 私に、ASPに使用している資料を開示できないかとの依頼もありました。
 
患者ごとにチームで議論して治療方向性を決定しており、この過程が複雑すぎて、提供出来る資料はないのですが、
世界的に、より科学的介入が求められているのでしょうか?
 
EBMとNarrativeの隙間をどう捉えるかが
面白くも悩める醍醐味ですね。
 
 
最後に、残念な事案がありました。
ある教授の出版物に対する事案
あるシンポジウムに関する事案